株式会社 室蘭市民斎場 雲上閣
代表取締役 藤井 茂信

お香典は新札?それとも古いお札

お香典に入れるお札は新札が良いか?それとも使用済みのお金が良いか?と言う
質問をよくお受けします。
一昔前は論議の余地無くお香典は使用済みの紙幣、若しくは新札で有れば一度二つ
折りにし折り目を付けてから入れるものとされておりました。
何故ならお葬式を事前に予測すべきではなく、故にお香典に使用するお金も事前に
用意すべきではない。それに引き替え結婚や祝い事のご祝儀は予め判っている事で
あるので新札を用意しておくものと種々の冠婚葬祭マナー本に記されており常識
とされておりました。
ところが時代の変遷と共に常識も漸々移り変わるようです。
先日TVを何気なく見ておりましたら、ワイドショーの中に冠婚葬祭の
マナーコーナーが有り、和服をお召しになった○○先生が講師として焼香の方法
等を説明しておられました。
焼香作法も仏教の種類をよくご存じでない様では有りましたが、香典の紙幣は
「新札」でとはっきり仰っておられたのには¨ビックリ¨! (*_*)
後日自分なりに解釈して原因は現代の便利さと銀行のCD(現金支払機)に有る
なと推測致しました。
一昔前は新札を入手するには銀行か郵便局の窓口に出向かないと不可能でしたが、
現代は比較的いつでも新札が手に入る。
同じ紙幣を入れるので有れば新しい札の方が綺麗と言う事でしょうか?
ただ北海道の場合は出来るだけ使用済みの紙幣を入れてください
何故って?葬儀役員の受付会計の方が新札は数えづらく且つ、数え間違いが多く
あり集計に大変時間を要しているようです (-_-;)
経験者が頷いておられるようです (^_-)

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