弊社の所属する「日本トータライフ」のコラム「有為転変」に今年の初めに投稿した一部を紹介させて戴きます
北海道、室蘭のメンバーから、あるおばあちゃんのご葬儀で
酷寒の中にあたたかな心のプレゼントが行われた報告が入信していました。 母子家庭で育たれ、幼い頃からご苦労を重ねられ、
若くして農家に嫁がれてから農業と6人のお子様を育まれた青春時代。
その時代に若い娘さん達で流行していたのが「赤い鼻緒の下駄」
一度は履いてみたいという強い憧れを抱いておられたそうです。
しかし、日々の生活の中に実現することはなく、
ふと、人生の黄昏を感じられたかのように病床で語られた人生のひとこま。
ご遺族からナレーション原稿の取材で耳に入った赤い鼻緒の下駄。
すぐに手分けして、少なくなった下駄屋さんを探す行動が始まりましたが
何せ北海道、この季節は長靴と冬靴しか置かれていません。
しかし赤い鼻緒の下駄が見つかりました。
吹雪の天候の中を4時間も訪ね歩いた労が報われました。
おばあちゃんの憧れであった赤い鼻緒の下駄のへの思い、
それはナレーションで参列者に伝わりましたが、
お別れ時にお孫さん達が大切そうに下駄をお柩に納められるとき、
「おばあちゃん、よかったね」との表情が見え、
あたたかなひと時の中でご出棺をされました。
合 掌
又、この話は弊社が所属している日本トータライフ協会のコラムにも紹介されましたものです
日本トータライフ協会とは「百人の人生が有れば百人の送り方がある」そんなお葬儀の原点と
これからの葬送を研鑽している団体です
Yhoo 若しくは Google の検索モードで 「コラム 有為転変」あるいは
「日本トータライフ協会」で検索しますと出て参ります。
他にも毎日コラムがアップしております。私の文章も有りますので是非ご笑覧下さい
ご意見、ご質問等は メールアドレス fujii@memorial-gr.com
へお願いします
決してお説教では有りません。感謝すると本当に廻りが変わってきます !(^^)!
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