焼香は前号で一部ご紹介したように宗派によって様々な作法があります。
しかしながらお葬式の場合はどちらのお寺様もおっしゃっておられますが、
焼香の数にこだわることなく心のこもった一度の焼香でも差し支えないそうです。
よく見かける光景で、お通夜やお葬儀の開式前に
ご家族に一言だけでもお悔やみを申し上げたいと言うことで、何人もの方が
中央通路で順番を待って並んでおられます。
前の方早く焼香と挨拶を終えて私の番が来ないかしら〜と、
首を長くして待っておられる方、
なにしろ開式まで 5分から10分しかないのですから 早く早〜く (-_-;)
自分の番が来て いざ焼香 しっかりと!丁寧に!三度のご焼香……
後ろで待っている方のことはぜんぜ〜んお構いなし (>_<)
このような時も応用で、数にこだわらず心のこもった一度の焼香を
する事も廻りに対する優しさであり思い遣りなのではないでしょうか? (^_-)
但し、正式な焼香作法は覚えておいた方が宜しいかと思います。
何事においても正式なことを身につけた上で略式や簡素化すべきであり、
略式のみを覚えておいて応用した場合に原点に戻れなくなることって
ありませんか? m(_ _)m
ご意見、ご質問等は メールアドレス fujii@memorial-gr.com
へお願いします。
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