株式会社 室蘭市民斎場 雲上閣
代表取締役 藤井 茂信

焼香作法 その2(アッチッチー?)

「熱かった?」
こんなハプニングもありました。
あるお葬式(葬儀告別式)での出来事です
親族の焼香が終え、顧問等の代表者焼香も済み、一般焼香に入ってしばらくした時点で私は見てしまいました。(@_@)
こんどの若者は合掌したのち、お香をつまむ際、香炉左側の火のついた炭(香炭)を
つかんでしまったのです。 もちろんあっちっちー手は飛び跳ねてしまいました。
さぞ、熱かったでしょう (>_<)
焼香も最初の方はもちろんお香と香炭が分けられている事は見分けが尽きますが
かなりの方の焼香が終える頃は、香炭がお香に覆われて区別が付かなくなることが有ります。ましてや、その方はサウスポーだったのです。 (^_-)

「焼 香 作 法その2」
本日は浄土真宗の代表的な焼香作法につきまして説明させていただきます。
鎌倉時代に宗祖親鸞上人(1173〜1263)が浄土真宗と称した宗派であり
ご本尊は「阿弥陀如来」おとなえは「南無阿弥陀仏」と言い、
絶対他力の教えを基本としており但し、どこかの国の政治家か「他力本願にならず…」と言われた事は、ちょっと意味合いを誤解されているかも知れません
全国で10派に分類されます。この宗派の信者さんを門徒(もんと)さんといいます

その中で真宗大谷派(お東)と浄土真宗本願寺派(お西)の「ご焼香」はについてご案内させていただきます

他宗の焼香作法の多くはお香をつまみ、目線のあたりまで上げて(お香を戴くとも言う)から香炉の火種(香炭)に落としますが、浄土真宗はお香を戴きません。
お香をつまみましたら直接香炭に落とします。
真宗大谷派(お東)は2度、浄土真宗本願寺派(お西)は1度
そしてお香の煙が立ち上る頃、合掌礼拝いたします。
お分かり戴けましたでしょうか? (^_^;)

詳しくは菩提寺(ぼだいじ)のお寺様にお聞きいただければ幸いです。 m(_ _)m

ご意見、ご質問等は メールアドレス fujii@memorial-gr.com へお願いします。

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