株式会社 室蘭市民斎場 雲上閣
代表取締役 藤井 茂信

香 奠

「こうでん」と読みます。「お香を供える(そなえる)」という本来の香典の意を表します。

広辞苑によりますと、死者の霊に供する香に代える金銭とあり、香を供えると言う意味
から香を買う代金を示す香典に変化をしたものです。




表書きの書き方


仏式の場合、本来は自らのお香を持参しご焼香をする。
しかしながら急なことでもあり、僅かな金額ですが、これでお香をお供え下さいと言う
意味が込められております。

神式の場合は、玉串、榊を奉奠しますので、御玉串料、御榊料

キリスト教の場合は、菊などのお花をお供えしますのでお花料叉、

葬儀に参列するまで宗派が分からないと言う事が一般的ですのでどの宗派でも通じるのが、
御霊前とお書きすることが多いようです。

このあたりは、一般的な冠婚葬祭の本を参考にされても良いと思います。

しかし、地方によりましては、差し上げる時期等にとって、表書きと金額が違って参りますので、
その土地の親戚の方にお尋ねされた方が宜しいかと思います。

例えば、京都のある町では、お通夜にお持ちする場合は、「お見舞い」という表書きをする
そうです。

葬儀が終えるまではまだ亡くなっていないと言う意味が込められているそうです。

青森地方では亡くなって、自宅で仮通夜翌日火葬(荼毘)の上、お骨になってから
本通夜、葬儀、初七日法要となり、亡くなってから自宅に参列する際は、「お悔やみ料」
として3,000〜5,000円を包み、本葬に改めてお香典を包み、本葬後30分のち位に
執り行われる初七日法要に招かれた場合は、更に20,000円くらいの金額を包むそうです。

お〜北海道で良かった (^_^;)

ご意見、ご質問等は メールアドレス fujii@memorial-gr.com へお願いします。

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